半月前辺りに植えられた苗が風にそよぐ中、白鷺の一群が虫取りをしている。私が白鷺を初めて見たのは小学5年の頃だったと記憶する。
空を2羽飛ぶ鳥は教科書でしか見たことの無い白い鳥だった。それから徐々に数が増え、田んぼでは何処にでも居る鳥と為った。山には100羽位が巣を作っているが如く樹に泊まっている事が在る。トラクターが田を起こす時は、後を何羽も群れて土から出て来る虫をついばみながら着いて行く。人に近い親しみを覚える鳥と為った。佐渡のトキもコウノトリもかつては日本国中一杯居たのかも知れない。白鷺は農薬にも負けず増え続けて、目を楽しませてくれるありがたい鳥である。何時までも生き続けて欲しい。


